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丹波佐吉の狛犬・石造物 
佐吉狛犬
  大阪府岸和田市
  2013、12、06
兵主神社
( 岸和田市西之内町 )
・佐吉狛犬は、阪神淡路大震災(1995年)で倒壊破損したので、新狛犬として1995年平成7年再建された。・現存台座(基壇)に、 文久二壬戌歳十一月吉日、「奉」、「獻」、「氏子中」、「氏子中」 の刻字がある。
「大阪府の狛犬」 『狛犬の研究』(奈良文化財同好会)平成11年 1999年発行に、現存していた佐吉狛犬詳細データ・写真が掲載されている
  P、409より、 「大阪で唯一の文久2年兵主神社の狛犬はこの流れからみると、佐吉後半期の作になる。 大阪南部にも縁のあった佐吉は最も大型のものを造っているが柏原八幡神社の狛犬から  1年後というにもかかわらず一気に体の張りを失っている。たてがみにも勢いがない。 口の開きが弱く牙が左右1本づつになる。 尾は九葉の八ッ手型で巻き毛が中央部に並び後姿が華やか。」
            像高98cm、  (銘)作師 照信 花押 
再建新狛犬の様子
現存台座・基壇
文久二壬戌歳十一月吉日 再建狛犬銘  平成七年十二月
撮影2013年 12月