大阪・舎利尊勝寺霊場石仏群            
丹波佐吉石仏写真撮る 探る  Comaーたんさく人
丹波佐吉の石仏
  大阪市生野区
  2014、04、01
大阪市・舎利尊勝寺・西国三十三所霊場石仏群  ( 生野区舎利町 )
今回の2石仏画像を掲載するにあたり、
佐吉の石仏雑考
  「11番上醍醐寺観音像」について
◆磯辺ゆう氏の説はまちがいであろう。◆
11番上醍醐寺准胝観音像は佐吉の作品である。●
下記の
観音山の画像、同じ11番上醍醐寺准胝観音像をみれば、肯けると思います。
                        2014、04、01   Coma-たんさく人

◆磯辺ゆう著 「 丹波佐吉の石造物とその一生」 
『 奈良文化女子短期大学紀要 39号 』 2008年(H19)◆の説   P、30~P31
「・・・・これは寺の話によれば佐吉の作かもしれないとのことであるが、
仏の顔から、佐吉ではないかと断定できる。11番上醍醐寺。この作りは尋常ではなく、
佐吉の対抗心を燃やしている人物(石の尺八で負けた?)の作かもしれない。
11番は三十三の中にあり、佐吉が役の行者を奉納するよりも前の制作となる。」
役の行者像 ・ 11番上醍醐寺准胝観音像  佐吉作
非常に状態がよく、色も鮮やかに残り、施錠して保管していたおかげだろうと思う。

この2石仏は、普段から鉄扉で施錠した石祠の中に座しております。
この度、お忙しいお仕事中にもかかわず、
ご住職のご厚意により鍵を開けて見せて頂くことになりました。
又、写真撮影の快諾ももらい、
お話も色々と聞かせて頂き、本当に有難く思っております。

役の行者像 佐吉作 11番上醍醐寺准胝観音像  佐吉作
元政治元甲□年五月吉日建之  ( 1864 )
右足の親指が少し高く上げている。
参考 ■ 三重県 関・観音山西国33所観音菩薩像霊場石仏群 ■
11番上醍醐寺准胝観音像  佐吉作
(銘) 文久二戊年□ 作師 照信 花押  台座の右側面にあります。( 1862年 )
普通准胝観音菩薩像は、合掌形式は少ないが、
どちらも合掌している像で、穏やかな顔も全く同じである。
獅子は、観音山の石仏も、尊勝寺の石仏も、阿形、吽形で全く同じで精密に彫りあげている。
● 観音山石仏29番 ●
佐吉の特別な思いがあらわれた像であると思われる。
観音山の石仏で、佐吉の銘は普通 「照信 花押」と、刻まれているが、
「29番の松尾寺・馬頭観音 -- 
作師 源照信 花押ー」と刻まれている。
他は「照信 花押」である。
Coma-たんさく人  Kanazawa