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   京都市右京区
  2013、12、07
福島県の石工・小松寅吉布孝の石造物
西明寺の阿育王石柱( 右京区梅ケ畑槇尾町 )
小松寅吉は、福島県の名石工で飛翔狛犬などの藝術作品を残している。
●特集 東北地方の南福島の狛犬探訪で掲載済●
「寅吉は自分の石工人生最後の大仕事として、はるばる京都まで足を運び、
世界中の誰もが見たことがない「お釈迦様生誕の地にあった阿育王石塔の再現」を受け、挑んだ。


たくきよしみつ氏
※阿育王---インドのアショーカ王のこと。
アショーカ王は、インド・マウリヤ朝3代目の君主(在位紀元前268〜232年頃)
ブラーフミー文字 ( インドの古代文字 )
ルンビニーのアショーカ王の石柱の碑文を刻んでいる 
※ブラーフミー数字の体系は、現在世界中で使われているアラビア数字の祖である。※
??槇尾山模刻   印度藍昆尼石柱
大正元年建之處  彫刻布孝
■アショーカ塔(阿育王塔)----釈迦の生誕の地(ルンビニ)は石柱が発掘されたことから特定された。
石柱には、ここがブッタの誕生された地であることと、租税を免除することが書かれていた。
これによって、釈迦が伝説上の存在ではなく、歴史上実在したことが認められた。
撮影 2013年10月