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丹波佐吉の石仏
  三重県亀山市
  2014、03、29
観音山・西国三十三所霊場観音菩薩石仏群  ( 亀山市関町新所 )


今回で、全石仏33体を掲載したことになる。   ※ 撮影日は、2014、03、23日である。
現、坐している33体石仏と前に置かれている札所番号が一致してないのがあり、
全体を通して一つ一つの石仏を詳細に検討した結果、名札番号はあまりあてにならず(何回か動かしている)、しかも、グループ間を超えて名札が変わっており、この名札を置いた最初の時にすでに勘違いされていたと思われ、そのまま現在に至ったのだろうか?。
また、なぜ、そのグル−プなのかはわからない。(深い意味はなのかもしれない?)
特に十一面観音菩薩像と千手観音菩薩像の違いは、はっきりしており、うっかりミスであろう。
しかし、難しかった石仏は、
「16番京都・清水寺の千手観音菩薩像」と「10番三室戸寺の千手観音菩薩像」であるが、
その他の千手石仏と区別されておらず一般的な千手観音石仏としてとらえていたのかもしれないので、
まざってしまうとどの札所の千手観音石仏かわかなくなってしまったと思う。

石工・丹波佐吉は、さすが日本一の石工と評されるだけあって詳しく丁寧に彫り込んでいる。

今回は、一応、現石仏を動かさない事を基準に考えた結果である。
「容姿・光背」も含め、「本尊」あるいは「お前立ち像」・「坐像・立像・半跏像」も考えると、一応つじつまがあっていると思うが??


現地石仏案内矢印の番号はあっている場合もあるが一部まちがっているのもある。
        (現、座している石仏を動かさないという前提の場合。)

                                       
2014、03、29  Coma-たんさく人
1-2  グループ
 
◆祠に向かって、右から左へ順に、A、B、と仮に整理します。◆
■ 観音像 ■ ■ 観音像 ■
十一面観音菩薩像  石工名不明
2番札所 紀三井寺山 金剛宝寺護国院
 ( 和歌山市紀三井寺 )
如意輪観音菩薩像  石工名不明
1番札所 青岸渡寺
( 和歌山県勝浦町 )
同じ石工と思われる
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 ■ 8 番 観音菩薩像 ■
十一面観音菩薩像  佐吉作   8番札所 豊山 長谷寺(奈良・桜井市)
本寺の本尊は、像高約10mという巨大観音である。 
水瓶と錫杖を手に持つ個性派のスタイルは、
「長谷寺式観音」として知られている。
※錫杖(しゃくじょう)---地蔵菩薩が本来持つ。
※水瓶(すいびょう)----千手観音の持物。古代インドの水筒のこと。
 
 
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 12 番 観音菩薩像 
千手観音菩薩像  佐吉作   12番札所  岩間山 正法寺(岩間寺) (大津市)
 
 
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