滋賀県東近江市 | ||||||||||||||||||
2013、05、19 | ||||||||||||||||||
再び新発見!!!滋賀県東近江市・天神社 ( 東近江市佐野町 ) 最古銘 佐吉狛犬見つかる!!! 佐吉31歳の時の作品である。 これで、佐吉狛犬20対である。 |
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●何と再び 「石仏の辻」HP 2013年2月3日に、 丹波佐吉の狛犬の写真が掲載!!! 詳細は http://sekibutuwalk.blog99.fc2.com/blog-entry-233.html 「石仏の辻」の皆様、ありがとうございます。 Coma-たんさく人 |
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●丹波佐吉の狛犬 最古銘 弘化四年 丁未十一月 の銘 ( 1847年 ) である。 京都の 摩気神社 の狛犬形式である。 摩気神社の紀年銘が不明であったので、 この発見で佐吉の狛犬等石造物の研究が さらに深められていくことにおおいに期待したいと思います。 ■花押■は、初期の石造物から刻まれていた可能性が推測される。 弘化四年は、佐吉が31歳の時である。 |
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弘化三年 ( 1846年 ) 「 (佐吉は、)大坂南堀江りう平橋惣入石為方に仮住いたし、 (中略) 三十歳頃より大坂に住 」 ( 上山家文書 ・ 『 新井村誌 』 ) ----- 金森敦子著 『 旅の石工 丹波佐吉の生涯 』の、佐吉関係年表 より ----- |
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■参考 佐吉狛犬一覧表■
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滋賀県東近江市 |
2013、05、19 |
再び新発見!!!最古銘 佐吉狛犬見つかる!!! 滋賀県 天神社 ( 滋賀県東近江市佐野町 ) 佐吉31歳の時の作品 |
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新緑がまぶしい5月のすがすがしい日に滋賀の佐吉狛犬を撮りにいきました。実は、この20130203「石仏の辻」HPは、4月に気がつきました。( 少し、佐吉狛犬に関して休憩していたので・・・・・) 早速滋賀・東近江市まで行きました。JR能登川駅からおおよそ東方向に10〜15分ほどでいける場所です。 まさに、佐吉狛犬であり、 摩気神社狛犬の束の流れ毛とそっくりです。第一印象として、顔の表情が少し柔らかさがないのかな????との思いです。 砂岩質 ( 第一台座まで )であるが、全体的に最古銘のわりには風化劣化が少ないとおもわれる。.吽形、後ろの尾を含めて非常に保存がよいと思われる。拝殿の軒下に坐っているせいかもしれません。 本当に丁寧な造りに、さすが佐吉の技です。 31歳時の作品、それまで色々な地で技を磨いていたのだろう。 この近江の地で見つかるということは、石燈籠・宝篋印塔等名石工の下で多くの経験を積んでいたとも推測される。まだまだ、佐吉の石造物・作品が、この近江の地で見つかる可能性が潜んでいるかも??と色々と想像が膨らみます。 像高 おおよそ 71〜72cmで、 第一台座は、正面幅45cm、 奥行き30cm、 高さ12cm である。 |
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撮影 2013、05、15 | |
.吽形の第2台座の裏面に 弘化四年 丁未十一月 の銘 1847年 第2台座以下、花崗岩質である。 |
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.吽形の第2台座の正面左横に ←←←←←←←←←←←←←←←←← 照信 花押 の銘 .吽形の第2台座の左側面 ( 銘 ) 石工 灰屋幸助 おそらく第2台座以下を携わったのだろうか? 朝日講などの刻字など、??? 奉獻の字は、すごく雑い。 照信 花押 の銘、朝日講銘は、佐吉自身が刻字かも??? |
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( 銘 ) 刻字 阿形の第2台座の裏面に、人名が刻まれている。 | |
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■ 備考 ■HP資料 | |
http://blog.goo.ne.jp/kkkk_015/e/8c890ef83e7f66ebd30168ede86c8556 に、下記の文が書かれている。 |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・台座には「奉納・朝日講」、「功徳者」として戸田久右ヱ門ら十一名の名前が読み取れる。 |
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Coma-たんさく人 |