三重県・関・観音山西国三十三ケ所霊場石仏群        
丹波佐吉石仏
Comaーたんさく人  Kanazawa
第11番 准胝観音 坐像 第29番 馬頭観音 坐像
第09番 不空羂索観音 坐像 第03番 千手千眼観音 立像
第25番 十一面千手観音 坐像 第13番 如意輪観音 半跏像
第28番 聖観音 立像 第05番 十一面千手観音 坐像
第30番 宝厳寺 千手千眼観音 立像 第26番 聖観音 立像
 
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■20140329文 札所番号と観音像の正式分類について■ 再掲載 ■
 今回で、全石仏33体を掲載したことになる。   ※ 撮影日は、2014、03、23日である。
現、坐している33体石仏と前に置かれている札所番号が一致してないのがあり、
全体を通して一つ一つの石仏を詳細に検討した結果、名札番号はあまりあてにならず(何回か動かしている)、
しかも、グループ間を超えて名札が変わっており、この名札を置いた最初の時にすでに勘違いされていたと
思われ、そのまま現在に至ったのだろうか?。
また、なぜ、そのグル-プなのかはわからない。(深い意味はなのかもしれない?)
特に十一面観音菩薩像と千手観音菩薩像の違いは、はっきりしており、うっかりミスであろう。
しかし、難しかった石仏は、
「16番京都・清水寺の千手観音菩薩像」と「10番三室戸寺の千手観音菩薩像」
であるが、その他の千手石仏と区別されておらず一般的な千手観音石仏としてとらえていたのかもしれないので、
まざってしまうとどの札所の千手観音石仏かわかなくなってしまったと思う。

石工・丹波佐吉は、さすが日本一の石工と評されるだけあって詳しく丁寧に彫り込んでいる。

今回は、一応、現石仏を動かさない事を基準に考えた結果である。
「容姿・光背」も含め、「本尊」あるいは「お前立ち像」・「坐像・立像・半跏像」も考えると、
一応つじつまがあっていると思うが??


現地石仏案内矢印の番号はあっている場合もあるが一部まちがっているのもある。
        (現、座している石仏を動かさないという前提の場合。)

                                       
2014、03、29  Coma-たんさく人
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 3 - 9 - 25祠グループ 
 
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5-30-13-26-28祠グループ 
 
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19-17-18-24-11祠グループ  
 
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2017・12・09 ~  随時掲載

関・観音山石仏群
・第11番札所・上醍醐寺・准胝観音菩薩像 佐吉石仏
2014年4月撮影


関・観音山石仏群・第29番札所・松尾寺・馬頭観音菩薩像 佐吉石仏
2014年4月撮影





関・観音山石仏群・第9番札所・興福寺南円堂・不空羂索観音像 佐吉石仏
2014年4月撮影






関・観音山石仏群・第3番札所・粉河寺・千手千眼観世音菩薩 佐吉石仏
2014年4月撮影

■左 9番 不空羂索観音像    ■右 3番 千手千眼観音像   
●奥 25番札所 清水寺(播州) 十一面千手観音像

関・観音山石仏群・第25番札所・播州 清水寺・十一面千手観音 佐吉石仏
2014年4月撮影
●この観音山石仏群の佐吉の石仏の台座は、このような岩座的部分と、
脚付台座の部分に丁寧に薄肉レリーフを刻んだ台座形式で統一されている。
(銘)は、照信 花押 等、横に刻まれている。




関・観音山石仏群・第13番札所・石山寺・如意輪観音半跏像 佐吉石仏
2014年4月撮影

 
●左足の親指を立てて彫っています。
佐吉の独特な彫り方である。他の札所の石仏も見られます。●
 


関・観音山石仏群・第28番札所・成相寺・聖観音 立像 佐吉石仏
2014年4月撮影
●臂釧(ひせん)まで、丁寧に彫っている●
●左足の親指を立てて彫っている。佐吉の独特の彫り方である。
●他の札所の石仏にもみられます。●
第13番の如意輪観音の左足の親指等・・・



関・観音山石仏群・第5番札所・葛井寺・十一面千手観音 坐像 佐吉石仏
2014年4月撮影



関・観音山石仏群・第30番札所・宝厳寺・千手千眼観音 立像 佐吉石仏
2014年4月撮影

●右足の親指を立てて彫っている●


関・観音山石仏群・第26番札所・一乗寺・聖観音 立像 佐吉石仏
2014年4月撮影
●右足の親指を立てて彫っている●

 
Comaーたんさく人  Kanazawa