探訪 狛犬   発信 奈良から   Coma-たんさく人
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  京都市
  2010、 05
八坂神社京都市東山区祇園町
京都三大祭のひとつ、祇園祭が約1ケ月間にわたり、この神社で行われる。
西楼門が、四条河原町方向に面しているために多くの参拝客は、 この西楼門から訪れる。正門は、大石鳥居がある南楼門である。
西楼門   2012年4月
西楼門前のブロンズ製狛犬  大正15 ・ 1926年 
2012年4月撮影
● 台座の見事な装飾 ● 
西楼門から入った参道途中の狛犬 1 
明治15年(1882年)の狛犬    体長約113cm 
石囲いの中の台座 見事な装飾-----龍・虎・亀・鳳凰などの動物が台座に彫刻
吽形の角---「 石造りの頭上に約12センチの青銅製の角が輝いているのもおもしろい。 」
2012年4月撮影
西楼門から入った参道途中の狛犬 2 
昭和33年(1958年) 山本寅之助 作  体長 約114 cm

台座に「 原型 矢野判三 石匠 山本寅之助 」と記載。
「 かってはここに明治31年(1898)八月設置の狛犬がいたのだが、
昭和17年(1942)に供出されてしまった。青銅製の狛犬であったのだろう。 」 p、173
 
◆追記◆下の古絵葉書の狛犬が青銅製狛犬であるならば、上記の青銅製狛犬の事であろうと思う。20130716
           参考 ※※ 八坂神社の古絵葉書詳細 ※※
北向蛭子(えびす)社の狛犬
南楼門前
明治39年11月 1906年 石工西村清兵衛
南楼門前  伊部狛犬
「 ・・・・・身体に文字は刻まれていない。明治以降、大量生産となった伊部狛犬には、
・・・・・・・・・・・・・明治以降の作品だと考える。 」 p、47
「 台座には天保と大正との年号が刻まれている。天保時代の狛犬ではなさそうだが、
・・・・・・、 大正が寄進日だとも断定できないのである。 」 p、173

陶製狛犬

              南参道の鳥居(正保3年・1646年建造)正門の南楼門
 詳細文・文献・ 資料・詳細データ  小寺慶昭著  『京都狛犬巡り』  1999年11月刊行