江戸時代末期の名石工・石匠 丹波佐吉の狛犬
丹波佐吉 文化13年(1816)~
但馬国竹田(現 兵庫県朝来市竹田町)に生まれる。
両親と死別後、5歳の時、大新屋村の丹波の石工・
難波伊助(初代金兵衛)にひきとられる。
文政3年(1820年)。
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その後、佐吉は、大和・淀・伏見・大坂等で石工の修
行を続けた。やがて、佐吉は「名工」と知れわたるよう
になる。 作品の銘には、
「石工 佐吉」「作師 照信 花押」 「石匠 照信 花押」
等が彫られている。
「狛犬」の他には、
「燈籠」 「石仏」 「石標」 も彫っている。
◆ 「花押 (かおう) 」 判・判形(はんぎょう)。
文書に書く署名を模様化したもの。◆
( 下記の書籍
金森敦子著
『 旅の石工 丹波佐吉の生涯 』より )
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2009年06月 |
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